まんまと成功したウイルス
以前の記事でも書いたが、どうやら今回のCOVID-19の目的は、「人類減らし」でOKのようである。つまり次のように考えれば、たいていのことは簡単に説明がつく。
✓ 三密:増えすぎた人間が自ら生み出す「危機的状況」
✓ ソーシャルディスタンス:人が減れば、簡単に確保できる
✓ ステイホーム:移動の自由を奪い、人々に出会いの機会を与えない 人々が親密になる機会を確実に奪った
✓ テレワーク:元々、多くの業種で通勤など必要なかった 会社に人が居なくても、それなりの仕事ができ機能することを証明した
✓ 満員電車:人々に労働の場を提供するという姑息な目的で、混雑を生む公共交通機関が存在していた
✓ 合コン中止やテレ婚活:人間の生殖活動に待ったをかけ、人類の増殖を防いでいる
今回のCOVID-19騒動で社会的な対抗措置がいくつか執られているが、いずれもウイルスが与えた「人類の数を減らす」という目的にはコミットしている。
COVID-19後の社会は
今回のコロナ禍が過ぎ去っても、おそらく我々の生活が元に戻ることはないだろう。というより、COVID-19は人類にとってのパンドラの箱を開けてしまったのである。
飲食業やサービス業など、仕事が成り立たなくなった業種の方々は大変気の毒に感じるが、淘汰されていく業種は確実に存在する。例えば、今後、都心の貸しオフイス業などは、かなり大きな打撃を受けることになるだろう。
テレワークが主流になれば、通勤する無駄な時間も節約できるし、常駐する社員が減ればオフイスそのものも縮小すればよい。そうなれば、都会の賑わいというものも、いずれ過去の風物詩として語り継がれる可能性さえある。
ひとことで言えば、それは「都心の存在自体が必要なくなる」といえるのかもしれない。このことは、これまで都市が存在していた理由について考えてみれば、自ずと理解できるだろう。
我々大人は少し前に「グレタトゥーンベリ」という少女から、「何てことを!」と叱責されたばかりだが、何のことはない今回、彼女も含めた我々人類全員がCOVID-19に「減りなさい」と、問答無用で軌道修正させられたのである。
人類の数が減れば、環境問題を含め今現在大きな問題になっていることは殆ど解決してしまう。そして何よりも、今回のような試練を乗り越えたものだけが後々、自分たちの子孫を残していくことになる。
もちろんだが今後格差社会が広がり、今以上に争いごとが増える世の中になっていくとも考えられる。戦争が勃発して、そのせいで人類の数が減る可能性だって存在するのだ。
これこそがCOVID-19の目的だと考えてしまうのは、私の杞憂だろうか。(奥井 隆)