貸し玉と貸しコインは 致命的…だろ

2SAGSの掲示板で

昨日SAGSの掲示板で、パチンコ店のことが話題に上った。言うまでもないが、パチンコ店内で新型コロナウイルスの感染が懸念されるからである。

実際SAGSでも、新型コロナウイルスがパンデミックになってからスリップする人が居る。「おいおい…」と感じるのだが、ここは依存ということを抜きにしてスリップした本人のことが心配である。

ということで今日は、「パチンコ店は大丈夫なのか?」というテーマで書いてみたい。

パチンコ店での対策は大丈夫なのか

最近のメディアは、「パチンコ」という言葉を使うことに躊躇っているようにみえる。

まるでハリーポッターに登場するヴォルデモート卿みたいである(笑 さしずめ「誰も、その名前を口にしてはならぬ」みたいな感じだろうか。

とにかくパチンコ業界に疑問や批判が集まらないように、いやいや話題が集まらないように、彼らは想像以上に神経をすり減らしているようだ。

例えば、関口宏さんのように、少しでもパチンコのことを口に出すと猛烈なバッシングが飛んで来るという状況である。まあその話は置いて、本当にパチンコ店の中は大丈夫なのか?

次に書くのは、私自身が得た情報から公平に判断したQ&Aである。

Q 換気システムがしっかりしている ?

A おおむね合格のようです ですが店舗次第ともいえます 大型店舗なら、宇宙船並みの空調システムが機能しているとか

Q 店内は大丈夫?

A 「スタッフがハンドルやストップレバーなど、接触箇所は消毒しています」「従業員も感染を極力防ぐため、テレワークを取り入れています」とのこと

Q 隣客との距離は大丈夫?

A 業界では、換気がしっかりできているから大丈夫というコメントが出ています ですが、コロナウイルスの感染は空気感染ではなく「飛沫感染」がもっとも懸念されています。飛沫感染が空調で防げるかどうかは不明です。

Q 暇な人が増えて、店の前に行列が出来ているとか

A 「外なので、店内よりはリスクが少ないと思われます」とのこと 

Q 貸しコインと貸し玉って、大丈夫なん?

A ハンドルや貸し玉貸しコインなどを介しての「接触感染」が一番のリスクと言えそうです 店側では、スタッフによるハンドルの消毒がなされているから大丈夫というコメントが出ています でも、球やコインはどうなるんでしょうか?

貸し玉と貸しコインの対策は?

換気や空間の広さは安全面として確かに一理あるが、救いようが無いと思えるのが貸し玉と貸しコインの存在。パチンコ店の店員がテレワークというのも不思議な話である。自宅で何の仕事をしているのだろうか?

それらについては、さすがにやぶ蛇になるのか誰もが押し黙ったまんまである。それとも、何か「特別な」対策でも取られているのだろうか?  ネットで「貸し玉 コロナウイルス」と検索しても、殆ど検索結果が出ない。操作されているようにさえ感じる。

いくらハンドルやレバー・ストップボタンなどを消毒しても、パチ屋内での共有物といえる貸し玉・貸しコインはどうにもできない。 ハッキリと書いておくが、あれらは最も危険なウイルスの媒体である。

それらの事実を知りながら批判しないメディアも、反論する業界側の人間も、本当に人としての恥を知らないように感じる。

そういったことから考えると、日本という国は諸外国からの笑いものである。なぜなら、自国の危機に対し、ここまで真剣に取り組んでいない国など世界に存在しないからである。

このまま感染が治まらず、それでもあのような危険な場所が提供され続けるとしたら、それでもメディアは押し黙るのか? 今後を見守りたい。(奥井 隆)

奥井 隆
奥井 隆
2 市民団体 ギャンブル依存症克服支援サイトSAGS 代表
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