しっぽな☆☆さんからのメッセージです。(SAGS正会員 断ギャンブル達成日数1232日 2015年8月30日現在)
しっぽな☆☆さんのプロフィール:https://fp-osaka.com/profilepage/profile/detail/54c15cf4-aa4c-46ed-8326-5e4adb5eea5a
しっぽな☆☆さんのメッセージは、5編に分けてお届けさせていただきます。尚、しっぽな☆☆さんのプロフィールは、SAGSに参加するとご覧いただけます。
- ご挨拶
皆様、はじめまして。ニックネームは、しっぽな☆☆と申します。東北出身でスロットに約13年間、依存してきました。
借金をずるずる増やし続け、5年の返済が結局11年近くかかりました。 私の底尽きは、人付き合いでした。私の場合、お金がなくてもあっても、それは底尽きになりませんでした。
今回は、そういったことを含め、皆さんに私の断スロット成功談をお話ししたいと思います。
- スロットとの出会い
スロットに出会ったのは平成11年です。 やめられなくなった理由は、簡単に儲けられることを知ってしまったからです。わずか数時間で、1ヶ月の給料の倍…。真面目に働いてるのがあほらしいと思ってしまったのです。
当時の日常を今、ふと思い出します。あの頃は仕事がきつく、辛いことに耐え続けねばなりませんでした。忙しくて具合が悪くても休めず、人間関係に気を使い、その結果私は、燃え付き症候群のようになっていました。ですがスロットをしている時は真逆でした。 何が真逆かといいますと…
・誰にも気を使わない
・座ってるだけでお金が手に入る
・一つに、没頭できる
・一人の世界に浸れる
・煩わしいこと何もない
・射幸心を満たすことができる
つまりスロットは、あの頃の私にとってまさにオアシスのような存在だったのです。しかし楽しいと思えたのは2年間くらいで、その後は負けがかさみ徐々に追い詰められていきました。 追い詰められていくと心がすさみ、いつも体調が悪くなりました。とにかくギリギリの気力だけで仕事・生活をしていて、余裕が全くなくなってしまいました…。
生気のない顔、みすぼらしい身なり、ぐちゃぐちゃな仕事と私生活…。スロ以外は何も興味がなくなり、ひとことで言えば、全てにやる気がなく雑な人間になってしまいました。
すべきことをやらない、考えねばならないことを誤魔化して後回しにする。そんな身勝手な行為が習慣になっていきました。これでは幼稚退行ですよね。大人なのに。
そして最後の方になると、ギャンブルすることが惰性になりました。勝っても負けても関係なくなり、毎日いかなければ気がすまなくなってきたのです。そのうちにそういった行動に歯止めが効かなくなり、打ちたくないのにパチンコ店に行くという不思議な「義務感」に心が支配され始めました。
「行かなきゃ、1日を終えられない」あの頃の私は、常にそう考えていました。体も心もスロットのことで24時間支配され、今思えば正に生き地獄でした。