・反面教師とすべきなのに
それからは、たまに行く程度でしたが、独身の頃は時たま財布が空になるまで打って、銀行のATMでお金を下ろして打ったりすることもありました。
また結婚して間もない頃 ある日曜日に朝から夕方までホールに居座り続け、家内にひどく叱られたのを思い出しました。それからは殆どしなくなったはずでした。
20年ほど前、母が病気で入院した際に生命保険を担保にかなりの額を借金していたことが発覚しました。
入院する数年前の期間、母がパチ屋に入り浸っていたのは知っています。時々帰宅が夜遅くなっていました。
返済は私がしました。借金までしていたことを知った私は母を恨みました。そんな母も入院後半年ほどで他界し、しばらくは何事もない数年でした。
しかし十数年前、一緒に住んでいた父が他界し私は保険金百数十万円を手にしました。 なぜなのかわかりませんが、いつの間にか週末はホールに入り浸るようになりました。
・お金が底を尽き
数年でお金が底を尽き、毎月の小遣いでは足りなくなりました。断を志す少し前には、銀行のカードローンで5万円ほどお金を借りることまでやってしまいました。
止めようと試み続けましたがうまくいかず、何度も何度も失敗しました。そして運良くSAGSと出会いました。
最初は毎日書き込むことを心がけ、仲間たちの書き込みも見るように心掛けました。でも、あの世界に未練はないかといえば、最初の頃はあったと思います。
それでも、同じように断日数を刻んでいる仲間たちの報告や先輩方の言葉 、そしてなんといってもカウントメールに励まされて今日まで何とか頑張ってこれたと思います。
・SAGSに居る限り
私の場合、パチンコに対する思い入れは、幼い頃からすり込まれてしまっているように思います。ですから、決して「完全にもう大丈夫!」とはいえません。
だからこそ、自分はSAGSにつながる必要があると感じます。つながり続けるからこそ、断が継続できるのではないでしょうか。
SAGSには頼もしい先輩や温かい仲間たちがたくさん居ます。あなたもSAGSに参加して、彼らからアドバイスをもらい、メンバーたちと喜びと苦しみを共有されてはいかがでしょうか。
そしてそういった断ライフの中で、一日一日と断日数を増やしていただければと思います。軌道に乗るまでは、とにかく毎日報告し合いましょう。
あなたはSAGSに居る限り、決して独りではありません!
どうげん(正会員)