・SAGSが最後の砦だった頃
当然、帰宅は深夜。あるのはタバコ臭さと耳鳴り、募るイライラと自己嫌悪。
そんな生活は経済的にも続くわけがなく、精神的にボロボロ、嘘偽りが日常化した暗く辛い地獄の生活に陥ったのです。
それまで、何度もやめようと思ったものの長続きせず、固く決意したはずが翌朝にはスイッチオン。その繰り返しでした。そんな時に出会ったのがSAGSでした。
ここに繋がり、初めてノンスリップで1年半以上が過ぎました。では私にとって、SAGSの何がよかったのか?
今考えて見ると、それは「SAGSとの繋がりは、やめるための最後のチャンス。この最後の砦を自ら壊してなるものか。」という思いを持てたことだったように感じます
・いわA的<SAGSの有効利用法>
①声かけの効果は絶大
みんなの前で「やめた」と宣言し、次々にやってくる新人さんたちに「一緒に頑張ろう!」と励ます。これは効果がありましたね。
「宣言しながら、また、励ましておきながらスリップするのは格好悪いので、自分をスリップできない状況に追い詰めることができた」というわけです。
②ヤバいときにこそ 初心に戻る
「衝動ヤバい!」「暇な休日」という時は、新たな参加者さんの自己紹介と書き込みを読みました。そうすると、悩み苦しんでいるのがよく分かるんですね。
自分がSAGSにたどり着いたころの地獄の生活と重ね合わせ、初心に戻り、断への決意を新たにできました。これは今でもよくやります。
そんなこんなで、今に至るまで、私はほぼ毎日書き込みし断を続けてきました。(続く)