- 止まらなくなり やがてお金が
簡単に、SAGSに参加する前の私の状況を、お話しさせていただきます。
あの頃の私は毎日の家事を手抜きで済ませ、学校行事や役員などは「全力スルー」しました。そして子供達のことも顧みず、時間を作っては足しげくパチンコ店に通っておりました。
パチンコやスロットを始めた頃は、確かに楽しいと感じていました。ですが私は、いつしかまるで取り憑かれたかのように通い始めました。止まらなくなったのです…。
その挙句借金を作ってしまい、当然ながら生活にも支障が出ました。主人の収入ではどうにもならなくなりました。それが原因でパートに出始めたのに、結局はその分のお給料もパチンコ・スロットで失う…。そんな生活を20年間くらい続けました。
- 子供たちを犠牲にして(納豆ともやしの 苦い思い出)
「これではいけない」「このままでいいはずがない」「やめたい…」そんな感情があるにもかかわらず、私はパチンコ・スロットをやめられませんでした。もがき苦しむ、つらい毎日が続きました。
当時の私は、子供たちと「もう、パチンコやめるから!」と約束しても、その舌の根も乾かぬうちに何度も行きました。話をしていても、私の頭の中はパチンコとスロットのことばかりでした。
気遣うふりをしていても上の空だったことは、きっと子供たちにも悟られていたのでしょうね。今思えば、あの子たちに、とてもつらい思いをさせました…。
負けて食費を使い果たしてしまった時、いつも食卓に並ぶのは納豆ともやしのおかずでした。今考えてみれば、本当に謝っても謝りきれないくらいひどい仕打ちです。