- 断に悩みはつきもの
ここで、これまで私がSAGSの中で過ごし感じたことを、少しだけ書かせていただきます。１週間、１ヶ月…半年、１年、２年…と、断ギャンブルしてきた日数によって、私は様々な悩みに遭遇しました。また人によっては、性格や環境などによって違った不安や葛藤もあると思います。
そういったジレンマや迷いから、あなたも「このままで良いのか？」といった不安に押しつぶされそうになることがあるかもしれません。ですが焦りは禁物です。すぐに効果を実感できなくとも、断を続けていれば少しずつでも問題は解決しているのです。
迷いが生じても、誘惑に襲われても、絶対ギャンブルには逃げないことです。そして当面の目標として、まずは3年間を目指して頑張りましょう。3年といえば長いようですが、依存し続けて苦しむことを考えればあっという間です。
道中長いですから時には「こんな筈じゃなかったのに…」と、焦ることがあるかもしれません。ですが、そんな時は断パチ・スロ3原則を守ることだけを考えれば良いのです。決して無理をせず、自分ができることをできる範囲ですればよいと思います。
- 最後にあなたへ
そういった積み重ねを経て、ようやく気付くこともあります。漠然と日々が過ぎ、たとえ忙しい日常に追いかけられたとしても、数年後に振り返れば「私 結構頑張ったな～！」と実感できるのです。
今改めて振り返ると、私は学生時代にパチンコを覚え社会人になってもずっとやり続けてきました。子供の頃はさて置き、大人になってパチンコに行かずに過ごす日々というのは、格別のものがあります。
「パチ中心の生活から パチのない普通の生活へ大転換！」といったところですが、ギャンブルのない生活がこんなにも快適で喜びに満ちたものであるとは、思いもしませんでした。克服へのきっかけを与えてくれた、SAGSの仲間たちに深く感謝しています。
あなたも一緒に頑張ってみませんか？
SAGS正会員 ゆゆ
市民団体 ギャンブル依存症克服支援サイトSAGS 代表