- 断スロットを続けて良かったこと
確かに断スロをすることで、今まで 向き合ってこなかった問題や状況に直面して苦労することはありました。ですが、狂った世界から離れた解放感は、かつて経験したことがないものでした。私は今の生活を、2度と手放したくはありません。
断スロを続けてよかったことは沢山あります。書ききれませんが、ほんの一部だけ書いてみます。「ほんの一部」なのですが、実際に書いてみるととてもたくさんあります。
- 借金がなくなりお金から振り回されなくなりました。
- 明日さえも予測不能な、綱渡りの生活とおさらばできました。
- 心が穏やかになり、優しくなりました。
- 人間関係が良好になり、人とのおつきあいが楽しくなりました。
- スロットをしてからの私と言えば社交辞令並みの思いやり、気遣いしかできませんでした。今思えば失礼なことでしたが、そういったこともなくなりました。
- 私が明るくなったら、周りまで明るくなりました。
- 行くための嘘やつじつま合わせとかが、不要になりました。
- 健康になり、食事も不規則が改善しました。
- 感謝される人になれました。
- 感動することが多くなりました。
- 衛生的になり、綺麗になりました。
- 弱さを受け入れる強さを持てました。
- 素直になりました。
- 人と比較して挫折することがなくなりました。
書き出してみると、本当にいろいろありますね。これらの項目の中には、「本来の自分に戻った」というものもありますが、驚くべきことに新たに改善されたことが沢山あります。
ギャンブル依存症を克服することで、人は「元に戻るだけではなく 一歩も二歩も成長する」ように感じます。
- 断を続けて遭遇する落とし穴とは
それと…、そもそも私は一人で断スロをしていたんです。 私が「なぜ、408日まで自分で断を続けていたにもかかわらずSAGSの掲示板に繋がったのか」そして「なぜ、自分で断を続けていた時期も含めて途中でスリップしなかったのか?」これらについても、皆さんにお話ししたいと思います。
なぜSAGSに繋がったのかといえば、一人での継続に限界があると感じたからです。1人だとモチベーションが下がってきます。そんな中で私は、「ただ止めてるだけでは、いつか強い言い訳と共に再発するのではないか?」という大きな不安に襲われました。
その予想は見事に当たりました。断スロ開始1年半くらいで、新台が登場したときに意志がぐらついたのです。 「コントロールできそうだし 好きな台出し 出なかったらすぐやめればいいし」と、「打ってもいいんじゃないの?」という言い訳が出始めたのです。
実は以前(平成19年)に、一度だけですが半年だけやめられていたことがありました。「お金がないから 貯めてから打ちにいこう!」くらいに思っていたのが予想以上に貯まり、このままやらずにいようとなったのです。
しかし友人のお誘いがきっかけで、1回、たった1回行っただけで見事再発して、5年半くらい抜け出せませんでした。それからは、今回の断スロを決意するまでスロットをし続けました。つまり私は、たった一度の誘惑で一気に再発してしまったのでした…。
そういうことを体験したので、あの時私は「2度と同じことは ごめんだ!」と強く思いました。結果的に掲示板につながったことで、再発は回避できました。「408日以降の断には 何かが必要だった! 掲示板につながった選択は間違ってはなかった!」と、今私はそう断言できます。