ギャンブル依存症についての質問に、SAGSがお答えいたします。
Q 日本の国には、何人くらいの依存症ギャンブラーがいるのでしょう?
A 2014年8月の厚生労働省研究班による発表では、500万から600万人といわれています。これは、総人口のおよそ4パーセントから4.8パーセントにあたります。
ギャンブル人口は、およそ2500万人から3000万人といわれていますから、何とギャンブルする人の5~6人に1人が依存者であるということになります。我々日本人は、かなりの確率でギャンブルに依存しているといえるでしょう。
この数字は国際的にみても飛びぬけており、日本におけるギャンブル依存症問題がいかに深刻か物語っています。
Q ギャンブルに依存した期間は、人生のマイナスなのでしょうか?
A ギャンブル依存症は医学的には心の病ととらえられています。
ですが、本人にとっては人間としての進歩の停滞、つまり人生の足踏みといってよいと思います。
Q そういったマイナスの時間を、取り戻すことはできるのでしょうか?
A 足踏みである限り、その間の進歩は望めません。ですが克服してから、数々の問題が解決し、一気に花開く方は多いです。
残された時間が大切であると気づき努力することができるのであれば、依存していた期間はあながち人生のマイナスばかりともいえないと思います。
Q 依存症ギャンブラーは、なぜ犠牲を払ってまで、そういった無駄な時間を作ってしまうのでしょうか?
A そうなる原因についてですが、ギャンブルに依存すると、ギャンブルすることが生きる目的になってしまうということが挙げられると思います。ギャンブルすることが最大の目的になるからこそ、金銭問題を含む数々の問題が発生するのです。
ギャンブル依存の対象はいろいろとありますが、特にパチンコとスロットへの依存は時間的なロスが大きいといえます。
Q 日本におけるギャンブル依存症の特徴について、お尋ねします。
A 一番の特徴は、法律的に賭博と認められていないパチンコ・スロットへの依存者が、圧倒的に多いということです。
パチンコ店は市民の生活圏に存在し、なおかつ朝から深夜まで営業しています。そんな状況からパチンコ店に通う人は多く、結果として主婦やお年寄り・学生・会社員など、幅広い年齢層と職種の人が依存する状況となっています。
他の国でのギャンブル依存については、その大半がカジノへの依存です。カジノは開催できる場所が限られており、入場にもかなり厳しい制限があります。
アメリカでカジノに入場できるのは、21歳以上となっています。シンガポールなどの国では依存症対策がしっかりと取られており、依存者は入場することができなくなっています。(自己排除制や家族からの申告による)
それに比べ、日本の依存症対策は遅れています。しかも市中に溢れているパチンコ店が依存の場なので、「依存しやすく やめにくい」最悪の環境といえるでしょう。
Q パチンコ店が憎いです。
A ギャンブル産業のことをどう考えるかは、各人の自由です。
ですが我々SAGSは、「自らの依存をギャンブル産業への憎しみに置き換えることで 問題が解決する」とは考えません。
「パチンコ店が 市中から無くなればよいのに」と言う方がいますが、時としてそういった主張が「快復・克服できない口実・言い訳」になっていることがあります。「パチンコ店があるから誘惑を受ける だから自分は通い続けてしまう パチンコ店をなくせば 自分はギャンブルしなくても済む」というのは、自分に対する言い訳にすぎません。
依存しにくい社会になるというのは理想です。ですが依存してしまった限り、依存者が自らの手で生活環境と生活習慣を変えねば克服できません。理想的な社会になるのを待っているだけでは、いつまでたっても問題は解決しないのです。
まず、あなた自身の依存症克服を考えましょう。社会を変えるための運動を志すのは素晴らしいことですが、克服してからでも遅くないと思います。
Q そもそもギャンブルへの依存というのは、どういったものなのでしょう?
A 世間でいわれる依存とは、●●なしで過ごせないという意味で使われる場合が多いです。
ですがギャンブルへの依存の場合、医学的にいう依存であり、ギャンブルすることがコントロールできなくなる状態を指します。
Q ギャンブル依存症の特徴とは何でしょうか? 酒やタバコへの依存と違う面についても教えてください。
A 酒やタバコへの依存は「物質依存」といって、「物」に対する依存です。ですがギャンブル依存の場合、「ギャンブルする行為」に依存するので「行為依存」と言われています。
最も大きな特徴は、甚大な金銭問題を引き起こすことです。その主な原因として、ギャンブルすることをコントロールできなくなることが挙げられます。ギャンブルは、短い時間で多くのお金を失うように出来ているので、そうなるのです。
ギャンブル依存症における依存の対象はギャンブルそのものなのですが、日常的に断つべきものは殆どの場合金銭です。なぜなら通常の場合ギャンブルは、お金がなければできない仕組みになっているからです。
その他にギャンブルへの依存が原因で、勤労意欲を削がれたり犯罪に走ったりする人もいます。
ネグレクト(育児放棄)やDV(家庭内暴力)と合わせて、これらはギャンブル依存症がもたらす大きな社会問題といえます。
Q ギャンブル依存症は、治らないのでしょうか?
A 「依存の完治」とは、依存の対象(ギャンブル)と問題なく付き合えるようになることに他なりません。つまり、再びギャンブルしたとき、投資額を押さえ、分をわきまえ、コントロールして遊べるようになるということです。
現代医学においては、「依存は完治しない」という説が有力です。この説は、酒やタバコだけでなく、ギャンブルへの依存に対しても同じことがいえるようです。
現に我々もこれまでに、「自分は治った 大丈夫だ!」と思って再びギャンブルに手を染め、再発した人を多く見てきました。再発した人がリバウンドする確率は高く、一気に破綻するケースも多いです。
依存を甘く見ないで、「一生やらない 繰り返さない」という覚悟を持つことが重要だと、我々は考えます。
Q 脳内物質がギャンブル依存症の原因だと聞きましたが…。
A 近年、脳内物質が原因という意見が多いですが、なかなか決め手とはなっていないようです。
仮にそうであったとしても、治療法が確立しておらず難しい問題です。それに、ギャンブルによる快感だけが依存する原因とは思えません。
Q ギャンブルに依存している人は、ギャンブルが面白いからやめられないのではないのですか?
A 依存している理由とやめられない原因は、人それぞれです。ギャンブルすることが苦痛になっているにもかかわらず、やめられないと言う人もいます。
勿論、ギャンブルが好きだから依存している人も居ますが、今までに失ったお金への未練と恨みからやめられない人が多いです。またこの現象が、依存から抜け出すことを一層困難にしています。
ギャンブルはお金を対象とする遊びなので、人間の生活と欲望に直結しています。感情の上下が激しくなりやすいので、依存しやすい遊戯だといえるでしょう。
Q 依存する大きな原因は、お金だということですね? もう少し詳しく解説してください。
A ギャンブルはお金をやりとりする遊戯なので、それが原因で感情の高低差が大きくなりがちです。そのため、理性をコントロールするのが難しい遊びだといえます。
そればかりか、やり続けるとどんどんお金を失うので、生活に必要なお金にまで手を出しやすい遊戯といえるでしょう。
生活に欠かせないお金を失うと、人は大きな怒りと悲しみを覚えます。その結果、一層激しい憎しみの感情が湧くのです。
そういったマイナスの感情から、依存症ギャンブラーは「失ったお金を ギャンブルで取り戻そう」とするのです。実現しないリベンジは負の連鎖を誘発し、依存から抜け出せない原因の一つになっていると考えられます。
我々が「依存の根本的な原因は金銭だ」と考える根拠は、このあたりです。
Q ギャンブルに依存した人たちは、皆、ギャンブルをやめたいと思っているのでしょうか?
A そうとはいえません。
勝負に負けたときに、やめようと思う人は多いのですが、勝負に勝った時、そう思う人は少ないことでしょう。勝負の結果次第で変わるのが、ギャンブラーの思考だと思います。
日本の社会には、依存していても「自分は依存していない」と考えたり「オレは 問題を起こしていない」と感じたりしている人が数多くいます。そういった人々のことを、我々は問題のあるギャンブラーと呼んでいます。
自らの問題に気づき心からやめたいと思っている人は、ほんの一握りだと思った方がよいでしょう。
Q ギャンブルに依存すると、本人はどうなるのですか?
A コントロールできなくなるのが依存の本質ですから、ギャンブルに依存すると、本人はギャンブルすることが生きる一番の目的になってしまうのです。
その結果、ギャンブルで使うお金を得るために、どんな手段でも取るようになっていきます。ウソをついたり、家族への思いやりが無くなったり、ちゃんと育児しなくなったり、人間関係が希薄になったり、一言でいうと人格の低下が起こります。
金銭問題は、一番大きな特徴です。家の金を持ち出したり、預かった給料をすべて使い果たしたり、サラ金から借り入れしたり、妻のバッグを勝手に質入れしたり、あらゆる手段を使ってお金を得ようとします。
また、ギャンブルする時間を作るために、仕事をサボったり家事をしなくなったり、学校に通わなくなったりと、日常生活に支障をきたす場合が多いです。
Q 依存症ギャンブラーがいる家は、どのような状態になるのでしょう?
A 本人が家の金を勝手に持ち出したり、返済不能の借金を作ったりするので、家計が成り立たなくなります。
その結果、一族全員破たんする可能性があります。一方で、正常な家庭生活が送れなくなることでトラブルが多くなり、一家離散につながるケースも多く見られます。
依存症ギャンブラーがいる家は、金銭的にも家族関係においても、いつ破綻するかわからない不幸な家だといえるでしょう。
Q 潜在的依存者とは、どういった人のことをいいますか?
A 先にお答えしたように、「自分が依存していると感じていない」もしくは「自分に問題があると思っていない」人たちのことです。
本人がそう思っているにもかかわらず、実際はいろいろな面で問題が生じている場合は多いです。何か問題が表面化してから周囲の人たちが慌てるというケースが殆どです。
ですが、依存しているにもかかわらず問題が表面化していない人たちは多いといえます。
Q ギャンブルに依存する人の特徴を教えてください
A ギャンブル依存症というのは、いつどこで誰がそうなるかわかりません。現代医学でも、先天的なものという結論には至っていないようです。
ただし、世代間依存といって、親から子や孫に依存を引き継ぐ例が多く見られます。それは先天的なものというよりは、悪しき環境の連鎖です。
Q では、性格がだらしないから、ギャンブルに依存するのですか?
A 私は、几帳面な人が依存しているのを多く見てきましたので、だらしない人が依存しやすいとは思えません。
むしろ、几帳面な人・ヤル気がある人の依存度は高くなるように感じます。
Q それでは、運が悪いから依存するということですね?
A 依存のトリガーを引くのは、依存者本人です。そういった意味では、運といえるかもしれません。
ですが、落とし穴が多い場所を歩くと罠に嵌る確率が上がるのと同じように、依存しやすい環境にいると発病しやすいのは事実です。悪い環境で生活するのを避けるのは、大切なことでしょう。
依存しにくくすることは可能です。
Q 依存したのは本人の責任といえるのでしょうか? 「俺は運が悪かったからだ!」と、言い訳されそうです…。
A 例えば風邪を引いた人がいるとしますね。ひょっとしたらその人は、うがいをきちんとすれば風邪を防ぐことができたかもしれないです。ですが、いくら予防をしていても、引いてしまったかもしれません。
依存というのは、心の病気です。どんな病気でもそうですが、すべて本人の責任であると断定できませんし、すべて本人の責任ではないともいえません。
責任云々ではなく、「なったかぎり 全力で克服に取り組む」という姿勢が大切です。特に依存の原因について考えるとき、「責任」という言葉で議論するのは難しい気がします。
Q 日本はギャンブルに依存しやすい国だ、といわれました。なぜなのですか?
A 残念ながら、世界一ギャンブル依存率が高い国といえそうです。
その大きな原因となっているのが、市中に溢れているパチンコ店の存在です。パチンコ・スロットというのは、日本国で現在、ギャンブルとみなされていません。ですが換金もでき、その実態は「市民圏にあるカジノ」といえます。
日本は世界一賭博場が多く、最悪の環境なのです。
Q ギャンブルに依存してしまったら、真っ先にすべきことは何でしょうか?
A このことについて我々は、「自分が依存してしまったこと」を家族に告げ、これまでにしてきたこと(借入先・借入額など 洗いざらい)を全て明らかにしたうえで謝罪することだと考えています。このことを総じて、カミングアウトといいます。
依存症ギャンブラーにとって、カミングアウトすることは何よりも高いハードルですが、隠してもいずれバレます。勇気をもって、早いうちにすべきことだと思います。そうすれば、問題解決の道が大きく開かれることでしょう…。
カミングアウトできたならば、次にあなたが快復・克服できるよう、家族の援助をお願いしてみてください。この場合の援助とはお金の援助ではなく、あなたを賭博場に行けなくするための支援のことです。主に金銭管理が、これに該当します。
作った借金の肩代わりは、してもらうべきでありません。あなたが作った借金は、どういった手段を講じてでも、あなた自身の手で解決・返済することです。返済は、快復と克服の力となるのです。
そこまでできれば、フォーラムや掲示板に参加して書き込んでみましょう。やるべきことが、見つかると思いますよ。
Q ギャンブル依存症を放置したら、どうなりますか?
A ギャンブル依存症における依存の対象はギャンブルです。ですが、ギャンブルそのものは酒やタバコのように嗜好品ではないので、ギャンブルをやめるためにはお金のパイプを断ち切る必要があるのです。
放置するということは、お金が入り続けるということでもあります。放置すれば、たまたまの金欠など偶発的な理由で依存が止まることはあっても、問題が解決することはありません。
Q 家族としての「放置」とは何ですか?
A 家族として大切なことは、お金のパイプを断ち切りつつ、本人が自立する手助けをしてあげることなのです。それが本来の意味の「放置」といえます。
このことをSAGSでは、「愛のある放置」と呼んでいます。
Q ギャンブル依存症の収束とは、どういった状態なのでしょうか?
A 依存は一生の病だといわれているので、収束=依存の終了ではありません。収束とは、一時的に依存の対象と切れているだけの状態です。
ギャンブルするお金の枯渇が、依存の収束になる場合は多いです。
ですが、お金がないというのは依存の終了ではなく、ギャンブルできない状態というだけです。だから生活保護者やホームレスの人など社会的な弱者も、お金が入ればパチンコ屋に行ったりするのです。
依存症ギャンブラーはどこかでお金を得られる限り、ギャンブルをし続けます。克服しない限り、依存は一生続くと考えられればよいでしょう。
Q なぜ依存症ギャンブラーは、ウソつきなのですか?
A 彼らの虚言には、大きく分けて2通りのものがあると思います。
①負けてばかりいるにもかかわらず 勝っていると言う
②ギャンブル資金を得るために ウソを言う
①は、自分の行為を正当化するのに、大変都合がよい言い訳になります。②は、生きる目的が殆どギャンブルなのですから、何としてもそれを続けるために手段を選ばないということです。
ウソと言い訳と錯覚が混在しているのが、依存症ギャンブラーの思考なのです。
Q なぜSAGSは、克服が一番良い方法だと考えているのでしょうか?
A SAGSはギャンブル依存症問題解決に向け「克服」を推奨し、そのためのコンテンツを取り揃えています。逆にいえば、克服以外の方法・コンテンツを提供していません。
我々がこれまでに、いろいろなデータや資料を見てきた限りにおいて、ギャンブル依存症に対する効果的な治療法がないのです。よく効く薬もないというのが現状です。
施設に入所した場合の効果についても評価は様々であり、その費用は莫大なものです。
そういったことから我々は、本人の努力による克服に着目して活動してまいりました。その結果、一定の成果が得られたと感じています。
またWEB上を活動の拠点としているのは、依存症ギャンブラーの克服に効果的なサービス・コンテンツを提供するのに最適な環境だからです。
Q それでは、克服以外に効果的な方法はないということでしょうか?
A どのような方法を講じるにせよ、本人が依存を自覚し、やめようと思わない限り、ギャンブル依存症問題は解決しません。
どんな病気を例にしても、まずは患者自身の自覚と治療へ取り組む姿勢が必要だと我々は考えます。
・依存を自覚する
・やめようと思う
ギャンブル依存症に関しても、この2つがスタートラインになっているのは間違いなく、自助グループに通うのも、施設に入所して治療を受けるのも、心理療法を受診するのも、それが解決に結びつくのであれば最終的に「本人が克服した」と考えるべきだと思います。
克服するための方法はいくつか存在しますが、我々SAGSは生活環境と生活習慣を変えることと人間関係改善に主眼を置いてサービス・コンテンツを提供し、依存症ギャンブラーの社会復帰を支援しています。
尚、GAでは「本人の努力による問題解決」のことを「回復」と定義しています。
Q それでは精神科医に行っても、無駄だということでしょうか?
A いえいえ、決してそんなことはありません。我々は依存症ギャンブラーが家族とともに、精神科医の門を叩くことを推奨しています。その理由としては、次の3つがあります。
①ちゃんと診断されることにより、自分が依存していると自覚できる。
②本人が依存であるという診断は、家族にも正しい知識を提供する
③依存以外の精神疾患があるかどうかについても、診断してもらえる。
これら3つは、とても大切なことです。特に依存症ギャンブラーの家族は通常の場合、本人に対し大きな恨みを持っています。
依存症ギャンブラーが「私は依存です」と言えば、家族はたちまちそれを言い訳と解釈して本人を責めようとします。医師の診断は、そういった家族の認識を変えるために有効なものです。
ですから、特に「自覚できない依存者」と「依存についての知識が乏しい家族」については、精神科医の受診をお勧めしています。
Q 施設入所はどうですか?
A 施設といっても、そこで行われているプログラムは様々で、効果についても一概に判断できません。
入所を検討しておられるのであれば、少なくとも1回はその施設に足を運び、そこで行われているプログラムを確認された方が良いと思います。
Q GAやギャマノンなど、自助グループについてはどうお考えですか?
A 自助グループ全般についていえるのですが、高いクオリティーとネットワークを持つグループが多いです。もしも足を運べるのであれば、行ってみることをお勧めします。
GAは依存症ギャンブラー本人が問題を解決するための場です。ギャマノンは、依存者の家族のために開かれている組織です。
我々の仲間にも、GAとギャマノンに精通している者が何名かいます。仕組みやそこでのプログラムについては、フォーラム内で質問されてはいかがでしょうか?
Q 時々見かけますが、「再発」と「スリップ」は、どのように違うのでしょうか?
A 我々はスリップを、「ギャンブルを断とうと思っているにもかかわらず 衝動などが原因で再び手を染めてしまうこと」と解釈しています。
「再発」というのは、その人が「ギャンブル依存症を克服しよう!」と志す以前の状態に戻ってしまうことです。
そうなってしまう(再発する)と依存症ギャンブラーは、日常的にギャンブルするようになり問題意識もなくなってしまいます。やめようという意志も、薄らいでいきます。
そこまで堕ちてしまった人は、再び大きな金銭問題を抱えるか、家庭内で大きなトラブルが生じるかしないと、再び断を志すようにならないです。
SAGSでは、スリップした人に対しそれを繰り返さないよう強く求め、再発の予防としています。